EPAの効果・効能と副作用

【サプリ成分シンプル解説】 EPA

サプリに配合される成分、EPAは様々な働きをしますが、このページではEPAの効果・効能や、気になる副作用についてもシンプルに解説しています。また、EPAを含んだ、おすすめサプリをランキング形式でご紹介しています。

【EPA】の概要

EPAは、エイコサペンタエン酸（eicosapentaenoic acid）と呼ばれる脂肪酸です。脂肪酸には、主に牛肉や豚肉に含まれる『飽和脂肪酸』と、いわしなどの魚油に含まれる『不飽和脂肪酸』の２種類があります。様々な疾病との関連が疑われている『飽和脂肪酸』と違って、EPAなどの『不飽和脂肪酸』には、記憶力の向上や中性脂肪の低下といった、素晴らしい効果が報告されています。

【EPA】の主な効果・効能

• 動脈硬化の改善
• 花粉症やアトピーの改善
• 中性脂肪を減らす
• 血液サラサラ
• GLP-1ホルモン(やせるホルモン)の分泌を促進
• 記憶力の向上

【EPA】の効果・効能

EPAには、血液をサラサラにする効果がありますが、特に、中性脂肪を減少する効果が強いとされています。中性脂肪が高いと、高脂血症や血栓症、高血圧などさまざまな疾病の原因になります。また、近年の研究で、GLP-1ホルモン（やせるホルモン）の分泌を促進し、ダイエット効果を持つ事も判明しています。
また、動脈硬化の原因である、血小板の凝集を抑制する効果があり、予防や改善に役立つとされています。特に、心筋梗塞や、虚血性心疾患の原因とされる、心臓に近い血管である冠状動脈に効果があり、死亡リスクが低減するという報告があります。
さらに、炎症や花粉症などのアレルギーを改善・軽減する効果も報告されています。EPAが、炎症やアレルギーの原因となるプロスタグランジンやロイトコリエンといった物質の働きを抑制するためで、これは成人病予防にもつながります。

【EPA】の副作用、用法・用量などでの注意点

EPAは基本的には安全な成分ですが、１日の摂取量は1ｇ（1000㎎）程度です。 ただ、１日にｇ（3000㎎）以上を継続的に摂取しし続けた場合、吐き気や軟便、下痢の副作用があります。
また、EPAもDHAと同様に、他のサプリメントや薬などと併用しても副作用の心配はほとんどありませんが、ワーファリン(ワルファリンカリウム)と同時摂取する場合は注意しましょう。EPAの血液サラサラ効果が、ワーファリンと併用することで血液の凝結機能が低下し、血が止まりにくくなる可能性があります。

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